せどりという言葉を聞いたことがありますか?

「せどり」という言葉を聞いたことがある人は、そんなには多くないかもしれません。ちょっと特殊な業界の専門用語ですから。

ではどういう意味なのでしょうか?

簡単に説明すると、「古本の業者が、同業者がその価値を見抜けず安値で売っていた、掘り出し物の古本を買って仕入とし、それを高く売却(つまり転売)して利益を出す」という行為を意味します。

今では古本に限らず、CDやDVD、ゲームソフトなどの転売にも「せどり」という言葉を当てはめて使うことが多くなったように思います。
特にブックオフなどの古本量販店が爆発的に増加し、機械的な値付けによる安値仕入が簡単に可能だった当初は、目利きの古書業者などがたくさん「せどり」で利益を上げたようで、それが一般に知れてくると、個人も参加し始めるようになりました。

店舗を持たない個人は、オークションやAmazonのマーケットプレイスなどで売却して利益を簡単に得られるため、ネットでも「せどり」は副業などとして注目され、参加者が加速度的に増えたのですが、それによりせどり出来る商品がドンドン減って枯渇し始めました。
残念ながら、今では相当足を使わないと利益率の高い商品を「せどり」することはできなくなってしまったようです。

そもそも本やCD離れが顕著ですので、絶対的に古物の市場が小さくなっていますから、そういう意味でも厳しいわけです。
おいしい「稼ぎ方」としての「せどり」は、今となっては昔の話になってしまったと言えるかもしれません。

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