「古物市場」と「古物市場主」とは

2015.10.12

古物市場とは?

「古物市場」とは、古物商同士が古物の売買をしたり、又は、交換をするための市場のことをいいます。そして、この「古物市場」を運営する者を「古物市場主」といいます。

「古物市場主」として「古物市場」を運営するためには、古物営業の「2号営業(「2号営業」に関する説明は「2号営業とは」のページを参照)」の許可を取得しなければなりません。

許可申請の際の添付資料として、古物市場ごとの規約(古物市場の開催の日時や取引の要領などを記載した書面)を提出する必要があり、この規約には、古物市場に参加する主な古物商の氏名や住所を記載した名簿を付けなければなりません。また、規約を変更した場合は、変更後の規約を公安委員会に提出しなければならないことになっています。

なお、古物市場においては、古物商同士でなければ古物の売買、交換などを行ってはならないとされているので、古物商許可を持たないものが古物市場で古物の売買や交換をすることはできません。

ちなみに、2号営業許可の申請先は、その古物市場の所在地を管轄する警察署になります。

参考条文

【古物営業法第2条】
この法律において「古物」とは、一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。
2  この法律において「古物営業」とは、次に掲げる営業をいう。
一  古物を売買し、若しくは交換し、又は委託を受けて売買し、若しくは交換する営業であつて、古物を売却すること又は自己が売却した物品を当該売却の相手方から買い受けることのみを行うもの以外のもの
二  古物市場(古物商間の古物の売買又は交換のための市場をいう。以下同じ。)を経営する営業
三  古物の売買をしようとする者のあつせんを競りの方法(政令で定める電子情報処理組織を使用する競りの方法その他の政令で定めるものに限る。)により行う営業(前号に掲げるものを除く。以下「古物競りあつせん業」という。)
3  この法律において「古物商」とは、次条第一項の規定による許可を受けて前項第一号に掲げる営業を営む者をいう。
4  この法律において「古物市場主」とは、次条第二項の規定による許可を受けて第二項第二号に掲げる営業を営む者をいう。
5  この法律において「古物競りあつせん業者」とは、古物競りあつせん業を営む者をいう。

【古物営業法第14条第2項】
古物市場においては、古物商間でなければ古物を売買し、交換し、又は売却若しくは交換の委託を受けてはならない。

【古物営業法施行規則第一条第三項】
法第五条第一項 の国家公安委員会規則で定める書類は、次のとおりとする。
四  法第二条第二項第二号 に掲げる営業を営もうとする者にあっては、古物市場ごとの規約(当該古物市場の開閉の日時、当該古物市場における取引の要領等を記載した書面をいう。以下同じ。)

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