1号営業とは

2015.08.03

古物営業法上の1号営業とは

古物営業法には、古物営業には3つの形態があることが、古物営業法第2条第2項に規定されております。

【古物営業法第2条第2項】
この法律において「古物営業」とは、次に掲げる営業をいう。

  1. 古物を売買し、若しくは交換し、又は委託を受けて売買し、若しくは交換する営業であって、古物を売却すること又は自己が売却した物品を当該売却の相手方から買い受けることのみを行うもの以外のもの
  2. 古物市場(古物商間の古物の売買又は交換のための市場をいう。以下同じ。)を経営する営業
  3. 古物の売買をしようとする者のあっせんを競りの方法(政令で定める電子情報処理組織を使用する競りの方法その他の政令で定めるものに限る。)により行う営業(前号に掲げるものを除く。以下「古物競りあっせん業」という。)

上記の1(赤字の条文)の営業を、古物営業法第2条第2項第1号に規定された古物営業という意味で『1号営業』と呼んでいるわけです。

この『1号営業』をやるものを『古物商』と呼び、『古物商』になるには、この『1号営業』の許可を取得しなければならないとされています。この『1号営業』の許可のことを『古物商許可』と一般的に言っており、古物営業をやっている業者のほとんどがこの営業形態となります。

しかし、以下のような営業形態は、『1号営業』を含めた古物営業には該当しないとされています。

  • ア 古物の買取りを行わず、古物の売却だけを行う営業
  • イ 自己が売却した物品を当該売却の相手方から買い受けることのみを行う営業

上記アの「古物の買取りを行わず、古物の売却だけを行う営業」の例示とすれば、無償又は引き取り料を徴収して引き取った古物を修理して販売するといったような営業が挙げられます。

上記イの「自己が売却した物品を当該売却の相手方から買い受けることのみを行う営業」の具体的な営業形態としては、AがBに販売した物品を、その後に第三者を介さずに、AがBから買い戻す行為だけを行うものが挙げられます。

上記のアとイのような営業行為は、盗品等の混入のおそれが乏しいと判断され、古物営業法の規制対象から除外されているのです。

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